「2008年夏に2泊3日の旅行で富良野市を訪れてから移住したいと思い、それ以降は3ヶ月に1回は富良野に来てました」という増田さん。
 それまでは千葉県八街市(やちまたし)で介護のお仕事に従事していました。介護を受ける高齢者の方が「たまには旅行にでも行きたいなぁ」という言葉が胸に残り、介護職の経験を活かし、北海道で『バリアフリーのペンションを経営する』という決意ができたとのこと。

 そして、2009年秋に開催された【北海道暮らしフェア】に参加し、富良野市のブースへ。富良野市のブースには協議会の会員としてペンション経営されていた方がいたこともあって、話はとんとん拍子に進む。
 『人から人へのつながり』が本当にありがたかったと。増田さんはかみ締めながら語る。
 そのころから【いつか富良野へ】のタイトルでブログをはじめ、そのブログのなかでも多くの移住者や移住希望者とつながったことで励みになり、元気をもらったとのこと。

 2011年10月から富良野市字東山の「お試し暮らし住宅」や平沢に住みペンションを経営する土地や物件探しを行ってきた。数々の失敗と苦労を重ねながらも2014年12月20日にバリヤフリーの宿&カフェ「いつか富良野へ」をオープンした。

 「自ら行動すれば協力してくれる人が集まってくるのが富良野」
 「今は移住者仲間にベーコンの作り方を教わって、お店で料理を出すのが楽しみ!」と語る増田さんの目は本当に輝いている。
 宿泊だけではなく、ランチも営業。午前11時〜午後3時半で、旬の地野菜や卵などを使ったキッシュランチプレートや飲み物を提供している。

 いつか富良野へ  http://ituka-furano-e.com/

ふらの市移住促進協議会TOP移住者の声 > 増田直子さん

「お年寄りも、病気や障害の ある人も、いつか富良野へ」